「世界一豪華なディナーセット」として不朽の名作と呼ばれているフローラダニカ。
フローラダニカは、1790年にデンマークの王室がロシアのエカテリーナ２世女帝への贈り物にするために制作がはじめられました。
作成を依頼されたのは、ヨハン・クリストフ・バイエル。
彼は植物図鑑をお手本に、1802年に制作が中止となるまでたった一人で一点ずつ描きながら、合計1802点の完成品を残しました。
このパターンの食器は、現在でもデンマークの公式晩餐会の食器として使われています。
芸術品のように美しいフローラダニカは、食卓でお使いいただくのはもちろんですが、棚に置いているだけでも、十分にその存在感を感じることができるかと思います。