明治26年に陶磁器商として創業したカネ三商店のオリジナルブランド「KANESAN1893」は、焼きものの魅力を改めて感じてもらいたいとの想いから生まれました。美濃の窯元で作られた「ボーダー」は、アイボリーの地に濃淡のある手描きの縞模様がアクセントのシリーズです。

土のぬくもりや風合いを落ち着いたトーンで表現したボーダーは、和のテイストが溢れるシリーズです。職人による手描きのボーダー模様には、手仕事ならではの揺らぎや濃淡がみられます。

ボーダーは、デザインはとてもシンプルなのに、土と作り手の個性が詰まったシリーズです。正面にポツポツとみられる小さな黒点は、粘土の鉄分が焼成されて現れるものですが、この黒点があることで陶器らしい風合いが生まれます。この風合いに落ち着いた手描きのボーダーが合わさることで、シンプルなのに人を惹きつける個性あるシリーズになっています。