前編ではイッタラ、アラビア、マリメッコのマグカップを紹介いたしましたが、
今回はより柄や製造過程に個性があるマグ達のご紹介。自宅で本を読んだり、映画をみたり、仕事をしたり、食後の休憩だったり・・・
日常の何気ないシーン、マグカップひとつで、特別になったりする。「おうち時間」が多いこのご時世だからこそ、一緒に過ごす時間が長いからこそ、
お気に入りの色で、柄で、自分で選んだ意味を持ったものが愛しくなり、癒してくれます。当店では様々なマグカップを扱っておりますので、
前編でご紹介させて頂いた定番人気のマグ達とあわせ、
個性派揃いのダヌーン、世界中で愛されているロールストランドのモナミ、
工芸的魅力を放つグスタフスベリをチェックしてみて下さい。

ダヌーンは、イギリス製のファインボーンチャイナのマグ。
ボーンチャイナとは、牛骨灰が使われた磁器のことを指し、
ウェッジウッドなどの高級磁器製品の多くがボーンチャイナです。そのボーンチャイナの中でも牛骨灰の含有量が多くの品質が高い物が
ファインボーンチャイナと呼ばれています。
透き通るように白く、驚くほど堅く、軽量なファインボーンチャイナは一般的には高価なのですが、
ダヌーンのマグは、企業努力の結果、かなりお手頃な価格。形状と柄のバリエーションが豊富であり、
また、メッセージ性の高いデザインマグが多くあるので贈物にもオススメです。

※入荷時期や生産状況によって、欠品しております商品が再入荷出来ない場合がございます。

スウェーデン王室御用達窯として1726年に創業されたロールストランドは
陶磁器メーカーとしてはヨーロッパで２番目に古い歴史をもっています。そんなロールストランドの中でも特に人気の高いシリーズの「モナミ」
フランス語で「友人、恋人」を意味があり、深いブルーの花模様に、
デザイナーであるマリアンヌ・ウェストマンの愛と幸せに満ちたメッセージを感じることが出来ます。
まるで四つ葉のクローバーを散らしたようなデザインは縁起もよく、贈物にも最適。取っ手のないビーカータイプは、紅茶などはもちろん、ビールなどを飲まれてる際にもお使い頂けます。

もう一つストーリーが色濃くある製品は「グスタフスベリ」
ミッドセンチュリー時代の製造方法を今に引継ぎ、窯を修理し、当時の原材料を最大限に使って製造中。
スウェーデン・屈指のデザイナー、スティン・リンドベリがデザインする唯一のマグカップが「ベルサ」このベルサシリーズは、スティグ・リンドベリのデザインの中でも最も有名で人気のあるシリーズです。
鮮やかな緑と、くびれを持つ形状が華やか。
工芸的魅力を持ったマグは、強い個性を引き出します。シンプルで芸術性に富んだデザインたちは現在も人々を魅了し、愛され続けています。マグカップ単体だけでももちろん、
製造のストーリーに触れつつティータイムをお楽しみ頂けますが
シリーズで集めると食器棚やテーブルセッティングが華やぎ、ときめきが多くなるのでそれもオススメ。

「これじゃなきゃ嫌かも」とか「この色が絶対」とか・・・
そういった自分にしかない、こだわりで見つけ出したマグカップは、
きっと愛着が沸き、選んだあなただけの「特別」になると思います・・・